最近

最近一つステージをジャンプアップできた気がします。


強迫性障害の治療の本で今まで見聞きはしてきたけれど、今になってようやく体得できたことが三つあるからです。
+前進できなくてもそれは仕方がない、でも後退だけはしてはいけない。現状の生活レベルはなんとか保てるようにする。
+病気以前の自分の生活、もしくは健常な他の人の生活を参考にして、なるべくそれと同じ振る舞いを心がける。
+「確認行為、安全保障行動を行ったから大丈夫」ではなく、「元々そんなことはあり得ないのだから大丈夫」という思考を導く。

以上の三点です。


この中でも特に最初の一点が重要で、「強い向かい風が吹き荒れて、その場に立っていられるのもやっとという状況でも、今立っているその位置からは絶対に後ろに下がらない。」という決意が大事です。


自分もそうですが、強迫性障害に苦しめられている人には、「それは分かっているんだけどやっぱりできない」と思われるでしょう。でも歯を食いしばって、歯茎から血がにじみ出るほど歯を食いしばってその恐怖に耐えると、苦しい山を登り超えたあとにそれまでの苦しい道が眼下に広がる美しい景色に変わるように、広々として苦しみから解放された世界が広がっています。約束します。


ただ、その最初の一歩だけは他でもない自分の力でしか踏み出すことが出来ないのです。お互いにがんばりましょう。