今までありがとうパキシル、そしてさよなら。

減薬を開始して、とうとうゼロになった。調子は悪くないし、気づかないだけで飲んでるうちに副作用があったのか、減薬してから発想力思考力集中力ともに上がってきた。気のせいか知らないけど、病気以前に比べても上がっているような気までする。あとは、いつでも自分を強く保ちいかにセルフコントロールしていくかだ。


結果としては高校時代からの自分の中の違和感に対する答えが見つかったし、病気に教えられたこともたくさんあってよかったと思えるようになった。 「自分にとって本当に大切なものは何なのか」に気づくためのイニシエーションだったのかもしれない。成人するにしては相当年齢がいってしまったが。


しかし思い返してみて、この薬がなければきっと今ぼくはもうこの世にいなかったと思う。本当に医学と薬学の力は偉大だ。医者がモテるというのも納得である。


そんなことを思いながらちょっと今感傷的になっている。


今までありがとうパキシル、そしてさよなら。